ビーバースプリングスでの天の川に感動!


今回の参加テーマのひとつが、満天の星を直接自分の目で見ることであった。


初日、ビーバースプリングスに着いたのが、現地時間の深夜1:00。車から降りて、真っ先に見上げると、空一面の星の束があった。天の川がはっきりと見えて、こんなにも星が見えるのかと驚くと共に、感動した。

思わず、「Wonderful!」と叫んでいた。
光源が無いので、天空のみでなく周囲の山のすぐ上まで、夜空の360度に無数の星を見ることができた。

これは、日本では見ることができないのではないかと思った。

 

早朝の山々の眺めとイエローストーンリバー


早起きして周囲の風景を眺めてみると、心が洗われるようで清々しい気分になった。空気も冷やりとしておいしく、大自然の雄大さを感じた。その後、周囲をトレッキングしながらイエローストーンリバーを眺めていた際に、鹿のような動物がツルを追いかけているシーンを見かけた。ここでは、動物・植物の共生や競合が、自然と行なわれているのだと感じた。
ティピ(Tipi)での初宿泊は、想像していたより内部は暖かいと感じた。初日は、時差の関係からか2時間ほどしか眠れなかった。その後、ロバート・スミス氏の話があった。Mind(知性的)、Spiritual(精神的)、Mental(心理的)、Emotion(情緒的)などの言葉、キーワードが出てきて、自分に関心のある話だったので興味深かった。

 

フライフィッシングレッスンと初日のキャンプファイヤー


午後から、フライフィッシングのレッスン。

竿の振り方のレッスンを受けた。フライをつけずに行なえば、うまくいっているように感じたが、実際に針を付けたらこうは行かないのだろうと思った。

その後、実践の予定だったが、強風のため浜野先生のフライフィッシングの見学となった。大物が釣れていたようだが、やはり自分でやらなくては面白くない。

19:00頃からキャンプファイアー開始。こちらは、20:30頃まで明るい。浜野先生と、白沢氏のハワイの話を聞く。強風と小雨のために急遽中止になった。残念!

 

リバーでの瞑想と "it"を求めて


3日目の23日早朝、イエローストーンリバーの畔で、浜野先生のレクチャーがあり、併せて瞑想を行なった。この川が、映画「River Runs Through it」の舞台であったとは知らなかった。一方で、川を見て瞑想をしながら、各自の"it"は何かを突き詰めていくのである。瞑想とは、川面を見ながら「無」の状態を作ることだと思っていたが、ついつい色々と考えてしまう。瞑想は難しい。その後早朝に何度か川に行き、自分にとっての"it"発見したように思った。
帰国後、映画「River Runs Through it」見た。スクリーンに出てくる山々、川、草原などの風景やフィッシングの様子を見るたびに、ネイチャー・スクールを思い出す。
この映画を見て感動するのも、イエローストーンリバーでの瞑想体験があるからであろうと実感している。この瞑想も、強く印象に残っている取り組みのひとつである。

 

アースシップでの講義


午前中、アースシップにて浜野先生の講義「自然と都市の両生」を聴講する。模造紙にマジックで書きながらの講義が印象的であった。

浜野先生からは、「自然と都市の両生」「知識(Knowledge)⇔知恵(Wisdom)」「連携進化」「バイオ・ダイバーシティ(多様性)」の話があった。また、田井氏からは断食道場の話があり、断食から捕食するときが難しく、下手をすると命に関ることを改めて聞いた。更に、白沢氏から「空気→水→食事」の順に大切と聞かされ、都心での生活はリスクと裏腹だと感じた。
中でも、浜野先生から話があった、知識だけではダメで、自ら知恵を絞って発想すると言う「知識(Knowledge)⇔知恵(Wisdom)」に関するところは、普段私が考えていることと一致していたので、一層強く印象に残っている。私の発想は、「知識と知恵」に「体験と実践」を付加したものである。(別紙図表「プラス思考の成功サイクル」参照)
このときのレクチャーは、今後の私のビジネスにおいても重要なヴィジョンを示すものであった。

参考:当社ウェブサイト上の資料→ http://www.nmr-iso.co.jp/c_jinzai3.html

 

3日目のキャンプファイヤーで各自が自分を語る


2回目のキャンプファイアー開始。浜野先生とジム・ドーラン氏のレクチャーがあった。ジム・ドーラン氏はBOZEMAN空港にあった様々なモニュメントの製作者である。


その後、浜野新平君が口火を切って、火を囲んで各自が順番に、自分について本音を語る場面があった。「火を見ていると素直になる」とか「火は人間の本音を出させる」と言われていた。参加メンバーと知り合ってまもなく、全員の詳しいことを知らなかったので、このようなことは興味深かった。実際に全員の色々な話も聞けたし、何人かの意外な一面を見ることも出来た。同時に、新平君の感性の良さとクレバーなところを感じた。心理学に関心を持ち、研究している自分としては、面白い企画でありコミュニケーションを取り合う良いきっかけになると感じた。今後も、何らかのイベントなどがあれば、意識して取り入れてみたいと思った。このキャンプファイアーも強く印象に残っているスクールのひとつで、貴重なアウトプットとなった。